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戸建てにはなくマンションにはかかってくる3つの諸費用

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マンションでは戸建てと違い毎月ローンの支払い意外に発生してくる諸費用があります。

マンションを購入する際にはこの諸費用を含めた毎月の支払いを考慮しましょう。

費用の相場を知っておくことで毎月の支払い目安の参考にでき、購入後の支払いに苦しむことの無いように総予算として考えておいてくださいね。

今回はマンションにおける戸建てでは発生しない、3つの費用に焦点を当てて話していきたいと思います。

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管理費

マンションの共用部にかかってくる費用で、共有部の電気代・メンテナンス費用、清掃や植栽の手入れなどに使われる費用です。

管理費には管理会社への人件費や警備会社へのセキュリティー費用なども含まれています。

管理費の相場

マンションによって支払う管理費は異なりますが、一般的なファミリータイプの物件(70㎡前後)であれば1万~2万円程度です。平均的には1万5千円前後支払われている方が多いようです。

また管理費は同じマンション内でも住戸の専有面積によって変わってきます。広い住戸の方が支払う金額が増えます。

修繕積立金

修繕積立金とはマンションの外壁や屋上の塗り替えや防水などに使われます。その他配管や防災設備の維持管理にも使用されます。

大規模修繕のサイクルは10~15年で行われ、老朽化を防いだり快適に長く住むためには必要なものです。

修繕が必要になったタイミングで居住者から徴収すると大きな負担になるため、あらかじめ時期や費用を予測して、計画的に毎月少しづつ積み立てていきます。

修繕時に積立金が足りない場合には『一時金』として徴収されます。

修繕積立金相場

修繕積立金もマンションによって異なり、住んでいる階層や専有面積によって変わってきます。

ファミリータイプ(70㎡前後)で1万~2万円程度です。平均ではやはり1万5千円程度の方が多いようです。

マンション修繕費の盲点

これまでマンションの修繕積立金について話してきましたが、あくまでも修繕積立金は共用部の修繕のために積み立てている費用であって、専有部の修繕は別途実費でかかってきます。

つまり自分の住戸の住宅設備の修繕は実費でかかってくるということになります。

さらに管理費や修繕積立金の金額は固定ではありません。
定期的に金額の見直しがされ、金額が上がっていくこともあります。

そのようなこともしっかり考えて修繕費を積み立てていきましょう。

※「管理費・修繕積立金は総戸数で割るので総戸数の少ないマンションだと、総費用負担を割る人数も少なくなる→ランニングコスト高くなりがち!」なんてこともあります。

駐車場代

マイカーを所有している人には駐車場代もかかります。

都会の駅近のマンションで車が必要ないという方ならかかりませんが、駅から離れていたり車がないと不便な地域の方には車は必需品です。

駐車場代は5千円~3万円と立地や地域によって差があります。都内のマンションの駐車料金の平均は3万円程度です。

駐車場は共用部にあたるので修繕には修繕積立金が使われます。

相場を合わせるとどのくらいになる?

これまでの諸経費3つを合わせると平均で毎月6万円ほどの諸経費がかかってくると考えられます。
(地域や駐車場の形状によって金額は大きく変わってくる場合もあります。)

まとめ

マンションの購入では住宅ローン・保険・税金以外に毎月かかってくる諸経費があります。

諸経費は長い年月の間確実にかかってくる経費なので購入時に費用として考えておきましょう。
またローンの支払いが終わってもこれらの諸経費の支払いは続きます。

マンションと戸建てで迷われている方は、住宅ローンの総支払額以外に毎月発生してくる経費の差額分も計算に入れて、どちらにするか決める参考にしてください。