年間30組以上のお客様の家づくりの相談に乗っています。タケです。
今回の話は直接家造りには関係ないかもしれませんが、住宅購入資金を貯めたり、家を購入した後の生活が苦しくならないための大事なお金の話になります。
私はお客様の家づくりのお手伝いにあたって、ライフプランを作成させていただくこともよくあります。
その中で家計の見直しをする項目として、保険の相談に乗ることもあるのですが、今回はその中でも自動車保険についてお話ししたいと思います。
今回は自動車保険の話だけではなく、自動車そのものに関する話も私の実体験をもとに話していきたいと思います。
この記事を読み、住宅の取得費を貯める参考や、購入後の生活が少しでも楽になるように参考にしていただけたらと思います。
マイカー取得における私の失敗
ここでは私のマイカー購入における失敗を話したいと思います。自動車保険の節約について知りたい方は、ここは飛ばして自動車保険を節約する方法からお読みください。
前提として私は地方都市に生活しているので、車はどうしても必需品になります。
ですので、車自体を持たなければよいという考えは分かりますが、ここではその話はせず、どうしたら賢く車を保有できるかということについて話していきたいと思います。
ですので、車を保有するしないという議論ではないことはご承知ください。
まずは私のマイカー保有の失敗についてまとめていきます。
私のマイカー取得で失敗したと思ていること
🔹新車で購入したこと
🔹気に入った車を買ってしまったこと
🔹黒い色の車を買ってしまったこと
以上が私の自動車購入における失敗です。細かいことを言うとまだありますが、以上の3点に絞ってお話ししていきたいます。
失敗1、新車で購入したこと
ではまず新車で購入することがなぜ失敗なのかお話ししていきます。
私が新車を購入したのは4年前になります。
当時の私は年収530万ほどあり、300万ちょっとで今の車を購入しました。当時の年収の5分の3程で、頭金も50万円ほど入れ、残価設定をして購入しました。当時の年収からは楽に返せる金額と考えていました。
その4か月後私は転職し、年収は前職の5分の3程になりました。それでも自動車ローンを返すには大変な金額ではありませんでした。
しかし現在はさらに転職を繰り返し、年収も当時の半分ほどになり、自動車ローンの毎月の返済が重くのしかかてきています。
また来年マイホームの取得を考えている私には、毎月の自動車ローンの返済は、借り入れ額を左右する大きな問題となっています。
幸い来年には自動車ローンが終わるので、なんとかマイホームの購入までには借り入れを減らせそうです。
車を購入するにしても新車というのはコスパが悪いです。リセールバリューの良い車なら価値が下がらないかもしれませんが、一般的な車なら買ってすぐ価値は下がります。
また車に何を求めるかによりますが、当時の私はマネーリテラシーも低く車の見た目だけで買ってしまい、その後のことを考えていませんでした。
車の利用目的だけ考えれば中古の車で十分です。次車を買うときは中古を買うつもりです。
またこの新車というのはあとで話す自動車保険の節約の部分で大事なポイントとなってきます。
失敗2、気に入った車を買ってしまったこと
私が自動車の購入において失敗したと思っている二つ目は、気に入った車を買てしまったということです。
私が最初に挙げた車の購入の失敗は、それぞれ繋がりがありますので、他の失敗とも相関性があります。
気に入った車を購入することの何が失敗だったかというと、車が傷ついたり汚れたりするのが嫌で車に乗りたくなくなるということです。
せっかく気に入った車を買っても、車としての役割を全うしなければ意味がありませんし、気にしすぎで精神衛生上よくありません。
風の強い日に外に置いておくのは気が気ではないですし、人通りの多いところに駐車するのも嫌で、出かけた先で駐車するときは入り口から遠いところを選んで駐車しています。
私は人生で新車を買うのが初めてだったので、新車に対する自分自分の気質を理解できていませんでした。
私と同じような気質に心当たりのある方は、新車購入の際には注意してください。
またこの気に入った新車の購入は、私にとって大事なことを気づかせてくれています。
それは気に入った新築を購入するな、と言われている気がします。
こだわりすぎて購入した家は、汚れや傷を気にしすぎてしまう気がするのです。
せっかく安らげる場所のはずの我が家が、傷や汚れを常に気にしていたら全然くつろげないと思います。最悪の場合せっかく買ったマイホームにいたくなくなる可能性があります。
高額な借金をして買う家より、中古やそこそこ気に入った家を買う方が、自分のマイホーム取得の目的には合っている気がします。
失敗3、黒い色の車を買ったこと
私はラグジュアリーさを求めて黒い車を選んでしまいました。
しかし、それが失敗でした。
黒い車は熱くなりやすいというデメリットについては考えが及んでいましたが、汚れが目立つこと、そして何より傷が目立つことのデメリットを軽んじていました。
車の光沢を守るため、月に1回洗車とコーティングをしています。毎月のコーティングは手間と時間がかかります。
白い車ならこんなに汚れと傷が気にならないのにとも思います。
そして私は現在賃貸に住んでいるので、外に蛇口がありません。なので、洗車の際には行きつけのガソリンスタンドで手洗い洗車をお願いしています。余計な費用が掛かります…
ちなみに、黒い車は夏熱いというデメリットですが、今の車は性能が良くエアコンもよく効くので、暑さは気になりません。
次に車を買うときは白い色の車にしようと思います。
自動車保険を賢く節約する方法
まず皆さんには保険の意味を考えていただきたいと思います。
そもそも保険というのは何かあった際に、人生が詰んでしまわないために入るものです。
例えば自動車であったら、事故を起こした際に被害者に対して賠償金が払えなくならないために加入するものです。
ですので、任意保険の加入は必須です。万が一人身事故を起こしてしまった場合人生が終わってしまいます。
ですが上手に活用して、無駄な出費は避けたいですよね。
人生における3大支出は、居住費、自動車、保険と言われています。今はこれに通信費を足して4大支出と言われるようになりました。
自動車保険においても様々な会社がいろいろな商品を出しています。
その自動車保険も、自分に合った商品と保証を選ぶことでうまく節約できます。
私が利用している自動車保険
ここでは私が自動車保険を節約できた具体例を提示したいだけなので、私が利用している自動車保険を進める趣旨ではありません。
正直、ネット型の自動車保険なら大体どれもそこまで大差は無いと思います。
だから強いて言えば、ネット型の自動車保険にしていない方は、ネット型に変えた方が良いというくらいでしょうか。満足度ランキングなどを参考にしていただいてもいいと思います。
インターネットで簡単に行えますし、サポートも問題ありません。
幸い私は今のところ事故を起こしたことがなく、自動車保険を利用したことも無いので、利用した感想はお伝えすることが出来ませんが。
私は現在ソニー損保の自動車保険を利用しています。
理由は簡単で、私の友人がソニー生命に勤めているからです。
しかし、今はソニー損保に変えてよかったと思っています。
以前はアクサダイレクトの自動車保険を何も考えず使っていましたが、保証内容は同じでも毎月の保険料が1000円安くなりました。現在は月4200円程です。
当然年齢や等級により違いはありますが、だいぶ安くなりました。
具体的に自動車保険を安くする方法
ここでは実際に、さらに自動車保険を安くする方法を2つ紹介したいと思います。
1、車両保証を外す
2、車両保証の1回目の免責金額を10万円にする
以上の2点になります。
車両保証を付けない
車両保証を外すということですが、本心を言えば車両保証は元から付ける必要はありません。
車両保証は自分の車の修理費や、買い替え費用を保証してくれるものです。
そもそもたいして大きな破損でなければ、車両保証を使う人は少ないです。なぜなら車両保証を使ってしまうと次の更新から保険料が大幅に上がってしまうからです。
大した破損でなければ、そんなリスクを負ってまで車両保証を使う人も少なく、自分で修理代を払って修理してしまいます。
事実うちの車もサイドガードを縁石にぶつけてしまい、一部が剥がれてしまいましたが、知り合いに直してもらい4万円程でした。
そのくらいの金額なら、毎年の保険料が上がるより自腹で直した方が、総体的に安く済みます。そんな利用頻度の低い車両保証なら最初から付けず、その分の料金を車両の修理費に貯めておいた方がお得です。
車両保証を外すと、私の場合年間18,000円保険料が安くなります。
しかし、私の場合ここで障害になってくるのが自動車の購入で失敗したポイントにも上げた、新車を買ってしまったことと、お気に入りの車を購入してしまったことです。
新車で購入したため、いざというときの事を考えると、なかなか車両保証を外すことが出来ません。
そこで保険料を安くするためのもう一つのポイントである、免責金額の変更になります。
車両保証の免責金額を上げる
車両保証の免責金額ですが、これは車両を修理するときの修理代をどれだけ自分が支払うかということです。
10万円に設定すると、修理する際の修理費の10万円までは自分で払い、残りの部分を車両保険から出してもらうということになります。
10万円以下の修理費では、保険からお金が出ないということでもあります。
先ほど説明したように、大した修理でなければ自腹で直す人が多いので、修理しなかった場合の保険料も安く抑えることが出来ます。
ちなみに私が免責金額を5万円から10万円に変更すると、年間の保険料が3500円変わります。
大した金額ではなかったですね。
それでも何もしないよりはましです。
損保保険を検討するときに考えたい楽天損保
自動車保険だけではないですが、火災保険などの損保保険を考える際には、楽天損保も検討に入れたいと考えています。
理由は単純に料金が安いということもありますが、私と同じように身の回りのほとんどを楽天にしている方なら、ポイントが貯まりやすくするためにも楽天もお勧めです。
楽天の損保に入れば楽天市場での買い物の際、ポイント還元率が1%上がります。
楽天は住宅ローンも取り扱っているので、自分の住宅ローンを検討する際には楽天の住宅ローンも検討に入れる予定です。
フラット35においては金利も最低水準ですし、手数料が半額なども魅力です。
ネット銀行の住宅ローンでは、つなぎ融資の使える数少ない金融機関でもあります。
また楽天の住宅ローンを申し込めば、楽天のランクも1段上がりますし、楽天ポイントがもらえたり優待が増えます。
普段から楽天を使っている人なら、ポイントで携帯代が払えたり、電気代が払えたり様々な支払いに使えます。
さらにポイントで投資をすることもできます。
そういったことで、楽天損保や楽天の住宅ローンを検討するのもありだと思います。
私が自動車保険について真剣に考えるようになったきっかけ
私が自動車保険に対する保険料の見直しに興味を持ったのは、両学長と言う方の動画と出会ったことがきっかけでした。
両学長は自身の経験をもとに、マネーリテラシーを向上させるための情報を発信しています。
お金に対する、「貯める力」、「稼ぐ力」、「守る力」、「増やす力」、「使う力」について様々な角度から情報を発信しています。
そんな両学長が本を出版しています。この本を読めばお金を「貯める力」、「稼ぐ力」、「守る力」、「増やす力」、「使う力」を体系的に学ぶことが出来ます。
以下から購入することが出来ます。
自動車保険節約まとめ
今回は自動車保険の見直しに要点を置いた話となりました。
保険の節約というのは、固定費の見直しという点で重要なポイントです。
小さな節約を繰り返すより、固定費の見直しは手間はかかるかもしれませんが、一度行えば常に続くものでその効果は大きいです。
1、車両保険は付けない
2、付けたとしても免責金額は高めに設定しておく
というところになってきます。
車の保有目的を念頭に置いて乗れればよいだけなら、そもそも車両保険が必要な車は所有しないというのが正解なのではないでしょうか。
車も本来の目的で所有する以外は、浪費です。
自分にとって何が大事か把握して、所有するようにしましょう。
しかし、車を所有する目的は人それぞれです。考えた結果、車両保証が必要なら車両保証を付けるのもありだと思います。大事なことは自分にとって何が大事か理解することです。
住宅ローンにおいては35年という長い年月かけて返済していくものです。月々の支払いが楽になれば負担も軽くなります。
私の場合車両保険を外すと、月の支払いが1500円変わってきます。月の支払いが1500円違うと住宅ローンの借り入れを50万円増やすことが出来ます。
その差額で設備をグレードアップすることもできますし、50万円高い物件を購入することもできます。
自分にとっての優先順位を付けて、お金を使うところにはお金を使い、幸せなマイホームライフを満喫しましょう。