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ローコスト住宅どうして安いの?安く建てられる5つの項目を解説。

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家の商談

マイホームの建築を考えている方だったらローコスト住宅で建築を考える方も多いのではないでしょうか。

でも皆さん、他の会社に比べてどうしてこんなに安いんだろうという疑問を持ったことはありませんか?安かろう悪かろうなのではないか?本当に大丈夫なの?

そういった皆様の疑問を解決したいと思います。

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ローコスト住宅が安いわけ

ローコストといわれる住宅が他のハウスメーカーに比べ価格が安く建てられる理由について、おおむね5つの項目に分けて説明していきたいと思います。

1.利益率が低い
2.住宅展示場や広告費を使っていない
3.仕様や素材の自由度が低い
4.工期や打ち合わせの時間が短く人件費を抑えられる
5.従業員を中途採用で採用している割合が高い
一項目づつ確認していきましょう。

利益率が低い

これは単純に企業努力だと思います。

大手ハウスメーカーだと利益率は30%~40%です。それに比べローコストといわれるメーカーの利益率は20%程です。2~3棟建てて大手と同じ利益が出ます。

つまり薄利多売で勝負しているんです。

住宅展示場や広告費を使っていない

上記で言っていることの補足説明になってしまいますが、全国規模の大手メーカーは万単位の社員がいてその人たちの家族を守らなければいけません。

また住宅展示場にもいっぱい出店していて、家賃やCMなどの広告費も多額にかかってきます。当然そういった費用は1棟1棟の価格に乗ってきます。

それに比べローコストメーカーというのは住宅展示場を持っていなかったり、CMなどもやっておらず地道に広告活動している会社がほとんどなので、そういった費用は抑えられます。

仕様や素材の自由度が低い

ローコストメーカーは建物の仕様を限定している会社が多いです。外観や屋根の形が決まっていて変更できないことがあります。

また素材なども決まったものの中からしか選べないということがあります。

そうすることで工場での作業を限定的にして人権費を抑えたり、決まった型のものを大量に仕入れることができ、仕入れコストを抑えたりできます。

なので費用の掛かる大掛かりな設備は入れられないメーカーさんもあるので、どうしてもつけたい設備がある場合は、最初にできるか確認しておいた方が良いです。

できる営業マンなら代替え案を提示してくれると思いますが…

工期や打ち合わせの時間が短くでき人件費を抑えられる

決まった規格や仕様の中から商談を進めていくので、お客様との打ち合わせ期間を短くでき、契約から着工までの期間を短くできます。

着工後も大工さんは同じ仕様の家を多く建てているので、扱いに慣れており作業が効率化され、期間の短縮へとつながり人件費が安く済みます。

早いと大手ハウスメーカーの半分くらいの期間で1棟建てることができます。そういったところでも薄利多売で利益を追求しています。

従業員を中途採用で採用している割合が高い

従業員を業界経験のある中途社員を取り入れることで即戦力になり、教育費用をかけずに済むという戦略をとっている会社もあります。

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地域限定型の工務店

大工さん

これは今までとは少し特徴が違うかもしれませんが、昔からその地域で長くやっている工務店は価格が安いことがあります。

それは広告費をかけていなかったり、規模の大きくない会社だったら利益率を大きくしなくても利益がとれるなんてことがあるからです。

あとは独自の地場の会社さんとの繋がりがあり、建材を安く仕入れられたりということもあります。

こういった地元の工務店は融通の利くところも多く、建築途中に建て付けの家具を作ってくれたりなんて話もあります。

ただ普段取引のない設備を導入しようとすると正規の値段で購入しなければいけなくなるので、費用が大幅にかかってくる可能性が出てきます。

実はローコストはそんなに安くない。

今までローコストは安いという話をしてきましたが、ローコストメーカーでも一般的な家を建てようと思うと価格はそれなりの金額になってきます。

最近はローコストメーカーといわれるところも自由設計の家を打ち出してきて、坪単価50万円台なんて商品へと移行してきている会社も多くなってきています。

中には最初の値段を安く見せるために外構費や諸経費を含まない金額を提示してくる会社や(今は少なくなっている)、最初は間仕切り壁などもついていない必要最低限のものしかなく、価格を安く見せている会社もあるので注意してくださいね。

本当に人が住める状態の家の価格で、金額の安いメーカーがローコストメーカーです。

まとめ

オッケー

この記事ではローコスト住宅についてまとめさせていただきました。

ローコストメーカーと一言で言っても中身は様々です。どの企業もいろいろなところを工夫し適正価格に努めています。

しかし大事な部分はあなたがその企業努力に共感できるかというところです。

価格が安く雨風しのげればよいというならどこのローコスト住宅でもよいと思いますが、そうじゃないからこの記事を読んでくれていると思います。

大事なことはあなたがそのメーカーの価格を抑える理由、つまり企業理念に共感できるかというところです。

どうしてその会社が安くできるのかその理由を調べ、納得できるたところに決めればよいと思います。

調べ方はネットで調べても良いし、信頼できる専門家に相談しても良いと思います。ただネットには情報が溢れすぎているので情報の真偽には気を付けてください。

納得した家づくりができることを祈っています。